海外ニュースで知る世界の流れ

興味のある英文記事を日本語で要約し、「柴田優呼@アカデミックジャーナリズム」でツイート。そのツイートの再録ブログです。英語のニュースを知り、世界の流れをつかむご参考にしていただければ。

トランプ政権、アメリカ政治

911後のアメリカが、戦争でなく福祉にお金を使っていたら

同時多発テロ後の米国。 政治家も学術関係者もメディアのコメンテーターも宗教指導者も。 皆が叫んだ。 「復讐だ !」。 米国民の88%が戦争に賛成。 議会で反対票を投じたのは、黒人女性のバーバラ・リー民主党議員ただ一人。 だが「復讐でなく正義を」との合…

米国人の7割が、アフガニスタン介入は失敗と見なす

米軍のアフガニスタンの撤退完了前に行われた、米国世論調査。54%が、米国撤退を支持した。69%が、米国介入の目的達成は失敗した、と見なした。42%が、このたびのバイデンの対処の仕方はまずかった、と回答。46%が、タリバン支配は米国への大きな脅威と答え…

カブールに取り残された米国人が語る絶望

米軍撤退後カブールに取り残された米国人女性。 過去14年通訳として米軍と働いた。 米国務省の指示に従い、グループで空港のゲートからゲートへと移動したが、中には入れなかった。 退避する最後の飛行機が離陸したのも告げられず、帰れるものだと希望を持っ…

リッチな人々が支持する米民主党

米民主党は今や金持ちのための党に? 年収50万ドルの世帯の65%が民主党支持者の多い地域に、年収1万ドル以下の世帯の74%が共和党支持者の多い地域に住む現実。 ジェフ・ベゾスらスーパーリッチはもう、共和党支持者ではない。 でも昔ながらの石油やタバコ産…

米国に見捨てられるアフガニスタン人協力者

米国に協力したアフガニスタン人は数万人はいる。 その一人で通訳のカーンは今、カブールの賃貸ルームを転々。 お前がいると危険だと追い出されたり、その地域が危険になったり。 カーンは街頭でタリバンが人々を銃撃するのを目撃。 妊娠8か月半の妻は逃げる…

ポストコロナ期の米国人は楽観的に

2021年7月15日 ポストコロナ期に移行した米国の今。私達は繁栄している、と思う米国人は6割で、13年前の世論調査開始以来、最多を記録。 また47%が米国は正しい方向に進んでいると考えており、オバマ時代の2009年以来、最高値。 昨年は22%しかいなかった。 …

バイデン政権下、ホワイトハウスの職員の6割が女性に

2021年7月8日 バイデン政権下、ホワイトハウスの職員の6割、上級職の56%を女性が担っている。 また職員全体の44%、上級職の36%を非白人が占め、史上最も多様な人員構成となっている。 閣僚についても、女性やLGBTQの人材、アメリカ先住民、アジア系・アフリ…

米独立記念日までに、ワクチン接種7割を達成する目標に赤信号

2021年6月13日 米独立記念日の7月4日までにバイデン大統領が掲げた目標。 米成人の7割が最低1回ワクチン接種を完了することだが、67-68%にとどまりそう。 大統領選でバイデンが勝利した州では目標をほぼ達成。 だがトランプが勝利した州では、いまだ平均55%…

米共和党が、議会襲撃についての歴史の書き換えを画策

2021年5月30日 米共和党は、今年1月の米議会襲撃事件を調査する委員会設置を阻止。 それだけでなく、共和党議員や右翼メディアはこの出来事の意味、つまり歴史を書き変えようとしている、と英紙が指摘。 共和党関係者らによると、その日特筆すべき事は何もな…

ワクチン陰謀論の影響で、国内分断が続くアメリカ

2021年5月11日 ワクチンはエリートが世界支配のため仕組んだもの、といった陰謀論等の反ワクチンのプロパギャンダが、米国のフェイスブックやYouTubeで流れている。 それに影響される人々が米国で続出。 既に共和党員の43%は接種する気はないと回答。 家族の…

アメリカ政治の中心に躍り出たAOC世代

2021年4月29日 AOCことアレクサンドリア・オカシオ=コルテス米下院議員は、社会変化を求めるミレニアル数百万人のアバター。 今や『AOC世代』という本まである。 ヒスパニックの労働階級出身者が、セレブ政治家に。 だが彼女の登場は一時的な現象を示すので…

バイデン政権の今後を左右するもの

2021年4月26日 バイデンの語り口には、オバマやレーガン、クリントンが備えていたカリスマ性や詩情はない。 初の議会演説も彼らより遅かった。 だが就任百日で結果を出し、有言実行である事を示した。 それでも民主党だけで国政を進めていくなら、中間選挙で…

ミッシェル・オバマと、ジョージ・ブッシュの間の友情

2021年4月25日 両極化した米国では、ジョージ・ブッシュ元大統領とミッシェル・オバマ元大統領夫人が、友人だとは考えにくい。 だがそう思われている事の方がショックだ、とブッシュ氏。 マケイン上院議員の葬式での、2人の心のこもった抱擁が人々を驚かせた…

日米記者会見で、バイデン大統領が失言

2021年4月17日 日米共同会見の折り、バイデン大統領が菅首相の面前で、マスターズで優勝したゴルフの松山英樹選手を「Japanese boy」と呼ぶ珍場面が起き、早速ツイッタラーが反応。 黒人の成人男性は奴隷制下、manではなくboyとしか呼ばれなかった。 今も非…

今年の米経済は1984年以来、最速のスピードで回復か

2021年4月12日 IMFは、バイデン政権の巨額インフラ投資とワクチン接種の進展で、レーガン期の1984年以来最速で、米国の経済成長率が回復すると述べた。 米成長率は1月の予測より1.3%増の6.4%で、リーマンショックより浅い傷ですむ見込み。 世界全体でも、予…

アメリカ人の7割が中国に対し、経済より人権を重視

2021年4月7日 米国人の7割が、二国間の経済関係を損ねても、中国に対し人権を重視するよう求めるべき、との考え。 民主党、共和党の両支持層に共通しており、両者が合意する数少ない事項。 中国の人権問題を深刻とみなす人々は先月より7%増加。 だが中国以外…

アジア系のアンドリュー・ヤンが、NY市長選の最右翼候補に

2021年4月5日 台湾人の両親の下に生まれた中国系米国人2世アンドリュー・ヤン。 民主党大統領候補となり一躍、著名政治家の仲間入りをしたが、現在、NY市長選候補の最右翼に躍り出ている。 だがアジア系へのヘイトの高まる中、彼でさえ、市井にまぎれると回…

米国の若い世代ほど、宗教の影響が希薄に

2021年4月2日 米国史上初めて、教会やモスクに属さない成人が過半数を占めた。 1939年に統計を取り始めて以来今世紀に入るまで、宗教団体に所属する人が68%を下回ったことはない。 だが過去20年間は漸減。 21世紀に入る直前は、無神論者は8%だったが、今は21…

米国が「ならず者超大国」になる日

2020年10月19日 米国が「ならず者超大国」になる日。 それは21世紀が、非リベラルな世紀となる時代の到来。 2040年までに米国は、成長する大きな市場と、高い軍事力の維持が可能な経済力を持つ、世界で唯一の国に。 技術発展で、海外の労働力や、資源への依…

トランプ退院後に、コロナ重症化の可能性も

2020年10月7日 わずか3日後に退院したトランプ。 だがコロナ治療の最前線の臨床経験だと、発症の翌週になって突然重症化することがある。 ここ数日間はICUや搬送用のヘリの近くにいた方がいいと言う医師も。 トランプは酸素吸入の他にステロイド、治療薬レム…

バイデンとトランプの核政策は対照的

2020年9月21日 米民主党大統領候補バイデンは、当選したら、核兵器に多額の出費をする今のトランプの方針から、転換する見込み。 既に、核への依存を減らすと言明。 中ロの核開発が進む中で、米国の軍事政策は岐路にある。 一方、対北朝鮮政策を含め、トラン…

米大統領選では、郊外の票がスイングステートを左右

2020年9月20日 トランプ支持か不支持か、国が割れる米国。家族間でも意見が割れる。 スイングステートのミシガン州郊外の白人夫婦。 妻は、経験がなく人をいじめるトランプには投票しない。 夫は逆に、政治家らしくないのがいいとの考え。 今、株は上昇、失…

トランプが、愛国教育の推進を言明

2020年9月19日 トランプが愛国教育を促進するため大統領令を出す、と言明。 建国の起源を、最初の奴隷がアフリカからバージニアに到着した1619年にしようとする動きを強く非難。 白人エリート男性による上からの歴史ではなく、下から見た歴史を提唱、学校教…

アメリカ戦略軍が見る中国の核戦力

2020年9月18日 核兵器を統御するアメリカ戦略軍の司令官は今週、中国の脅威に対処するため、核兵器の近代化は必須だと述べた。 これまで中国の核弾頭保有数は約3百発だと見られて来たが、ペンタゴンの最新報告だと約2百発で、今後10年で倍増する見込み。 一…

トランプ政権高官が、記者に催涙ガスを浴びせろと暴言

2020年9月17日 米保健省の広報担当のカプトがSNSで暴言をはき、病気を理由に、60日の休暇を取ることに。 コロナ対策をしている政府の科学者たちは反トランプ主義者、とフェイスブックで発言したという。 彼らは銃保持者に対し、左翼のデモ隊から身を守るため…

コロナ危機で、アメリカのイメージがさらに悪化

2020年9月16日 コロナ危機で、アメリカの国際的イメージはさらにダウン。 ピュー研究所が世界13か国で調査。 全対象国が、アメリカのコロナ危機への対処の仕方は、中国やWHO、EU、自国のやり方に劣る、と回答。 大半が「非常に稚拙」との見方。 アメリカへの…

全米に拡大した今の抗議活動は、1968年と大きく違う、とオバマ

2020年6月5日 全米の混乱と不信の増大は、公民権運動やベトナム反戦運動で揺れた60年代を思わせるという声。 だが今の抗議活動は1968年とは大きく違う、と前大統領オバマ。 同年4月に、公民権運動の黒人指導者のマーチン・ルーサー・キングが暗殺され、11月…

抗議デモへのトランプの姿勢に、共和党内部からも異論

2020年6月2日 黒人男性ジョージ・フロイドが、白人男性の警察官により窒息死させられた事件に抗議するデモが、社会騒擾に発展する中、共和党上院議員の重鎮たちがトランプに、もっと国民の心情に寄り添うアプローチを取るべき、と呼びかけた。 今のやり方だ…

コロナの感染動向の把握は、なぜ難しいか

2020年5月28日 コロナの感染動向の把握は難しい。 ベルギーの死者は10万人当たり82人。 米国は30人だが、NY州は150人で一様ではない。 統計の取り方も違う。 ベルギーは、感染の疑いがあった場合も含む。 米国も、州によってはそうだが、そうでない州も。 さ…

コロナ危機で変わるアメリカの戦略

2020年5月27日 コロナ危機でわかったプラスの事。 1、気候変動が少しだけ遅くなった。 2、女性の方が政治に秀でている。 3、優秀な行政機関が必要。 4、選挙での投票は大事。 5、アメリカの主要戦略が変わる可能性。 海外での軍事プレゼンスより、仕事を持ち…