海外ニュースで知る世界の流れ

興味のある英文記事を日本語で要約し、「柴田優呼@アカデミックジャーナリズム」でツイート。そのツイートの再録ブログです。英語のニュースを知り、世界の流れをつかむご参考にしていただければ。

トランプ政権、アメリカ政治

米独立記念日までに、ワクチン接種7割を達成する目標に赤信号

2021年6月13日 米独立記念日の7月4日までにバイデン大統領が掲げた目標。 米成人の7割が最低1回ワクチン接種を完了することだが、67-68%にとどまりそう。 大統領選でバイデンが勝利した州では目標をほぼ達成。 だがトランプが勝利した州では、いまだ平均55%…

米共和党が、議会襲撃についての歴史の書き換えを画策

2021年5月30日 米共和党は、今年1月の米議会襲撃事件を調査する委員会設置を阻止。 それだけでなく、共和党議員や右翼メディアはこの出来事の意味、つまり歴史を書き変えようとしている、と英紙が指摘。 共和党関係者らによると、その日特筆すべき事は何もな…

ワクチン陰謀論の影響で、国内分断が続くアメリカ

2021年5月11日 ワクチンはエリートが世界支配のため仕組んだもの、といった陰謀論等の反ワクチンのプロパギャンダが、米国のフェイスブックやYouTubeで流れている。 それに影響される人々が米国で続出。 既に共和党員の43%は接種する気はないと回答。 家族の…

アメリカ政治の中心に躍り出たAOC世代

2021年4月29日 AOCことアレクサンドリア・オカシオ=コルテス米下院議員は、社会変化を求めるミレニアル数百万人のアバター。 今や『AOC世代』という本まである。 ヒスパニックの労働階級出身者が、セレブ政治家に。 だが彼女の登場は一時的な現象を示すので…

バイデン政権の今後を左右するもの

2021年4月26日 バイデンの語り口には、オバマやレーガン、クリントンが備えていたカリスマ性や詩情はない。 初の議会演説も彼らより遅かった。 だが就任百日で結果を出し、有言実行である事を示した。 それでも民主党だけで国政を進めていくなら、中間選挙で…

ミッシェル・オバマと、ジョージ・ブッシュの間の友情

2021年4月25日 両極化した米国では、ジョージ・ブッシュ元大統領とミッシェル・オバマ元大統領夫人が、友人だとは考えにくい。 だがそう思われている事の方がショックだ、とブッシュ氏。 マケイン上院議員の葬式での、2人の心のこもった抱擁が人々を驚かせた…

日米記者会見で、バイデン大統領が失言

2021年4月17日 日米共同会見の折り、バイデン大統領が菅首相の面前で、マスターズで優勝したゴルフの松山英樹選手を「Japanese boy」と呼ぶ珍場面が起き、早速ツイッタラーが反応。 黒人の成人男性は奴隷制下、manではなくboyとしか呼ばれなかった。 今も非…

今年の米経済は1984年以来、最速のスピードで回復か

2021年4月12日 IMFは、バイデン政権の巨額インフラ投資とワクチン接種の進展で、レーガン期の1984年以来最速で、米国の経済成長率が回復すると述べた。 米成長率は1月の予測より1.3%増の6.4%で、リーマンショックより浅い傷ですむ見込み。 世界全体でも、予…

アメリカ人の7割が中国に対し、経済より人権を重視

2021年4月7日 米国人の7割が、二国間の経済関係を損ねても、中国に対し人権を重視するよう求めるべき、との考え。 民主党、共和党の両支持層に共通しており、両者が合意する数少ない事項。 中国の人権問題を深刻とみなす人々は先月より7%増加。 だが中国以外…

アジア系のアンドリュー・ヤンが、NY市長選の最右翼候補に

2021年4月5日 台湾人の両親の下に生まれた中国系米国人2世アンドリュー・ヤン。 民主党大統領候補となり一躍、著名政治家の仲間入りをしたが、現在、NY市長選候補の最右翼に躍り出ている。 だがアジア系へのヘイトの高まる中、彼でさえ、市井にまぎれると回…

米国の若い世代ほど、宗教の影響が希薄に

2021年4月2日 米国史上初めて、教会やモスクに属さない成人が過半数を占めた。 1939年に統計を取り始めて以来今世紀に入るまで、宗教団体に所属する人が68%を下回ったことはない。 だが過去20年間は漸減。 21世紀に入る直前は、無神論者は8%だったが、今は21…

米国が「ならず者超大国」になる日

2020年10月19日 米国が「ならず者超大国」になる日。 それは21世紀が、非リベラルな世紀となる時代の到来。 2040年までに米国は、成長する大きな市場と、高い軍事力の維持が可能な経済力を持つ、世界で唯一の国に。 技術発展で、海外の労働力や、資源への依…

トランプ退院後に、コロナ重症化の可能性も

2020年10月7日 わずか3日後に退院したトランプ。 だがコロナ治療の最前線の臨床経験だと、発症の翌週になって突然重症化することがある。 ここ数日間はICUや搬送用のヘリの近くにいた方がいいと言う医師も。 トランプは酸素吸入の他にステロイド、治療薬レム…

バイデンとトランプの核政策は対照的

2020年9月21日 米民主党大統領候補バイデンは、当選したら、核兵器に多額の出費をする今のトランプの方針から、転換する見込み。 既に、核への依存を減らすと言明。 中ロの核開発が進む中で、米国の軍事政策は岐路にある。 一方、対北朝鮮政策を含め、トラン…

米大統領選では、郊外の票がスイングステートを左右

2020年9月20日 トランプ支持か不支持か、国が割れる米国。家族間でも意見が割れる。 スイングステートのミシガン州郊外の白人夫婦。 妻は、経験がなく人をいじめるトランプには投票しない。 夫は逆に、政治家らしくないのがいいとの考え。 今、株は上昇、失…

トランプが、愛国教育の推進を言明

2020年9月19日 トランプが愛国教育を促進するため大統領令を出す、と言明。 建国の起源を、最初の奴隷がアフリカからバージニアに到着した1619年にしようとする動きを強く非難。 白人エリート男性による上からの歴史ではなく、下から見た歴史を提唱、学校教…

アメリカ戦略軍が見る中国の核戦力

2020年9月18日 核兵器を統御するアメリカ戦略軍の司令官は今週、中国の脅威に対処するため、核兵器の近代化は必須だと述べた。 これまで中国の核弾頭保有数は約3百発だと見られて来たが、ペンタゴンの最新報告だと約2百発で、今後10年で倍増する見込み。 一…

トランプ政権高官が、記者に催涙ガスを浴びせろと暴言

2020年9月17日 米保健省の広報担当のカプトがSNSで暴言をはき、病気を理由に、60日の休暇を取ることに。 コロナ対策をしている政府の科学者たちは反トランプ主義者、とフェイスブックで発言したという。 彼らは銃保持者に対し、左翼のデモ隊から身を守るため…

コロナ危機で、アメリカのイメージがさらに悪化

2020年9月16日 コロナ危機で、アメリカの国際的イメージはさらにダウン。 ピュー研究所が世界13か国で調査。 全対象国が、アメリカのコロナ危機への対処の仕方は、中国やWHO、EU、自国のやり方に劣る、と回答。 大半が「非常に稚拙」との見方。 アメリカへの…

全米に拡大した今の抗議活動は、1968年と大きく違う、とオバマ

2020年6月5日 全米の混乱と不信の増大は、公民権運動やベトナム反戦運動で揺れた60年代を思わせるという声。 だが今の抗議活動は1968年とは大きく違う、と前大統領オバマ。 同年4月に、公民権運動の黒人指導者のマーチン・ルーサー・キングが暗殺され、11月…

抗議デモへのトランプの姿勢に、共和党内部からも異論

2020年6月2日 黒人男性ジョージ・フロイドが、白人男性の警察官により窒息死させられた事件に抗議するデモが、社会騒擾に発展する中、共和党上院議員の重鎮たちがトランプに、もっと国民の心情に寄り添うアプローチを取るべき、と呼びかけた。 今のやり方だ…

コロナの感染動向の把握は、なぜ難しいか

2020年5月28日 コロナの感染動向の把握は難しい。 ベルギーの死者は10万人当たり82人。 米国は30人だが、NY州は150人で一様ではない。 統計の取り方も違う。 ベルギーは、感染の疑いがあった場合も含む。 米国も、州によってはそうだが、そうでない州も。 さ…

コロナ危機で変わるアメリカの戦略

2020年5月27日 コロナ危機でわかったプラスの事。 1、気候変動が少しだけ遅くなった。 2、女性の方が政治に秀でている。 3、優秀な行政機関が必要。 4、選挙での投票は大事。 5、アメリカの主要戦略が変わる可能性。 海外での軍事プレゼンスより、仕事を持ち…

コロナ禍での不利な扱いを懸念、州知事が政府批判できず

2020年5月25日 米ミシガン州知事のグレッチェン・ウィットマーが、トランプについて話す時は自己規制をしなければならない状態と語った。 でないとコロナ禍の下、国からの支援が得られなくなる、と懸念。 州の医療従事者の防護具の供給要請を、政府がブロッ…

コロナ禍で、ネットが主戦場となった米大統領選

2020年5月23日 コロナ禍でトランプは大集会を開けないし、バイデンはデラウェアの自宅から出られない。 つまり大統領選はネットで戦われる。 バイデンは明らかに不利。 トランプのようなSNSでのプレゼンスはなく、怒りのパフォーマンスも苦手。 代わりに人々…

アメリカの世紀の終わりをどう見るか

2020年5月6日 ピュリツァー賞にノミネートされた雑誌Atlanticの記者の本の一節。 アメリカの世紀は実際、わずか半世紀ちょっとに過ぎない。 第二次大戦に始まり、国連、NATO、封じ込め政策、自由世界。 そしてそれは、少し前に終わった。 黄金時代ではなかっ…

米スイング・ステートで、バイデン支持がトランプを上回る

2020年4月29日 米保守系TVのFox Newsの世論調査。 民主党大統領候補ジョー・バイデンの支持率が、スイング・ステートのミシガン、ペンシルベニア、フロリダの3州で、トランプを上回った。 2016年の選挙では、トランプもヒラリーも、この3州での好感度は低か…

イラン危機を招いたトランプと距離を置く同盟国

2020年1月11日 イランと一触即発の危機を迎えるに至ったトランプに、同盟国は距離を置いている。 中東で一番親米のサウジやアラブ首長国連邦も、ソレイマニ暗殺以後は、沈黙を保っている。 イスラエルのネタニヤフですら、暗殺はイスラエルではなく米国のや…

「切迫した危険」の説明をしないトランプ政権を、共和党議員も批判

2020年1月9日 イラン軍司令官を殺害したトランプ政権に対し、共和党内部から火の手が上がった。 どんな切迫した危険があったのか、具体的に明らかにしない政権に、共和党重鎮の上院議員達が立腹。 「軍事案件では、過去9年間で最悪の説明」「憲法への侮辱」…

反オバマのイラン政策で、トランプが得たもの

2020年1月6日 イラン司令官殺害で、オバマ政権下に達成したイランとの核合意は破綻。 当時からイスラエル、アラブ首長国連邦、サウジは強く反対していた。 トランプは史上最悪の合意と批判したが、代替策の提案もないまま2018年、合意から離脱。 イランの挑…