海外ニュースで知る世界の流れ

興味のある英文記事を日本語で要約し、「柴田優呼@アカデミックジャーナリズム」でツイート。そのツイートの再録ブログです。英語のニュースを知り、世界の流れをつかむご参考にしていただければ。

トランプ退院後に、コロナ重症化の可能性も

2020年10月7日
わずか3日後に退院したトランプ。
だがコロナ治療の最前線の臨床経験だと、発症の翌週になって突然重症化することがある。
ここ数日間はICUや搬送用のヘリの近くにいた方がいいと言う医師も。
トランプは酸素吸入の他にステロイド、治療薬レムデシビル、抗体カクテルの投与を受け、病状は深刻だった。
英国の治験では、酸素吸入を受けた患者の死亡率はステロイド使用で下がるが、それでも死亡率は20%に上る。
記者団が再三尋ねたにもかかわらず、医師団はトランプの肺の診断結果を明かしていない。
炎症の程度や肺炎の罹患を知る重要なデータだ。
もし炎症があれば2週目に呼吸困難となる可能性も。
だが医師団はトランプがいつ感染したか明らかにしていないので、どの段階にあるかは不明。
もしトランプが嘘をついており、実際は公表時よりずっと早く感染して、既に今、感染2週目にあるのなら、さほど心配しなくていい。
ただ回復後も、肺機能や神経系統の悪化、血栓に苦しむ患者も多いのが実情。
 
(柴田優呼@アカデミック・ジャーナリズムがツイート)
BuzzFeed News@BuzzFeedNews
Doctors with experience treating COVID-19 patients warn that Trump could experience the worst symptoms in the next week. “For the next few days, I’d want him 50 feet away from an ICU, not a helicopter ride,” one doctor said.
buzzfeednews.com/article/petera

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BuzzFeed News
《一言》
トランプの予後がどうなるかが、大統領選の結果だけでなく、当選した場合の政治状況も左右することになる。
そして世界や東アジア、日本の政治も左右することになる。
まるで、B級ハリウッド映画の世界に住んでいるような気分。
ただ、エンディングがハッピーエンドになるとは決まっていないだけで。