海外ニュースで知る世界の流れ

興味のある英文記事を日本語で要約し、「柴田優呼@アカデミックジャーナリズム」でツイート。そのツイートの再録ブログです。英語のニュースを知り、世界の流れをつかむご参考にしていただければ。

フェイスブックが人民日報などに対し、国家統制下にあるとの表示開始

2020年6月7日 フェイスブックは、国家の統制下にある海外メディアに対し、その報道は統制下にある、との表示を米国で開始。 世界に順次拡大予定。 現在ロシア・トゥデイ、中国の人民日報、イランのプレスTV等18社が対象。 今年後半から、これらの企業が流す…

全米に拡大した今の抗議活動は、1968年と大きく違う、とオバマ

2020年6月5日 全米の混乱と不信の増大は、公民権運動やベトナム反戦運動で揺れた60年代を思わせるという声。 だが今の抗議活動は1968年とは大きく違う、と前大統領オバマ。 同年4月に、公民権運動の黒人指導者のマーチン・ルーサー・キングが暗殺され、11月…

抗議デモへのトランプの姿勢に、共和党内部からも異論

2020年6月2日 黒人男性ジョージ・フロイドが、白人男性の警察官により窒息死させられた事件に抗議するデモが、社会騒擾に発展する中、共和党上院議員の重鎮たちがトランプに、もっと国民の心情に寄り添うアプローチを取るべき、と呼びかけた。 今のやり方だ…

コロナがくれた怠惰な時間と改革のチャンス

2020年5月31日 コロナ危機が教えたこと。 政府は危機に備えておくべきであること。 安全になったらすぐ仕事を再開すべきであること。 誰もがこの2点に同意するだろう。 だが実は、この2つは両立しない。 前者は、ふだん使わないものを余分に備えること、後者…

英国には、香港人を見捨てない歴史的責任がある

2020年5月30日 父が英国に香港から来たのは9歳の時。 北イングランドで母と出会い、僕のストーリーはそこから始まった。 父が英国に来れたのは、香港が英国の植民地だったから。 植民地の住民は英連邦ならどこでも居住・労働の権利があった。 だが保守党は19…

米国が、人民解放軍と関係のある中国人留学生のビザ取消を検討

2020年5月29日 トランプ政権は、人民解放軍と提携している大学を出た中国人の院生と研究者の米国滞在ビザを取り消すことを検討。 中国が国家安全法の香港への導入を決めたことから、制裁を検討中だが、ビザ取消はその前から議題に上っていた。 中国側の報復…

コロナの感染動向の把握は、なぜ難しいか

2020年5月28日 コロナの感染動向の把握は難しい。 ベルギーの死者は10万人当たり82人。 米国は30人だが、NY州は150人で一様ではない。 統計の取り方も違う。 ベルギーは、感染の疑いがあった場合も含む。 米国も、州によってはそうだが、そうでない州も。 さ…

コロナ危機で変わるアメリカの戦略

2020年5月27日 コロナ危機でわかったプラスの事。 1、気候変動が少しだけ遅くなった。 2、女性の方が政治に秀でている。 3、優秀な行政機関が必要。 4、選挙での投票は大事。 5、アメリカの主要戦略が変わる可能性。 海外での軍事プレゼンスより、仕事を持ち…

ドイツが6月半ばから、ヨーロッパ旅行を解禁

2020年5月26日 ドイツは6月16日以降、国民のヨーロッパ旅行を解禁。 3月17日以降、海外旅行に警告を発していた。 これを受けて国内の旅行代理店や、海外の格安航空の株価が上昇。 観光業の再建は、渡航先の経済安定にもつながる、との考え。 ドイツからの観…

発熱外来へのルートがないまま、店で検温だけしても無意味?

2020年5月25日 今や体温測定がブーム。 アップルは再開後の店舗で来店客の検温をする。 空港のTSAも検温を検討中。 だが無症状の場合は対応できない。 それにサーモグラフィ・カメラは、体温計に比べて正確ではない。 1番の問題は、熱の感知後、発熱外来に行…

コロナ禍での不利な扱いを懸念、州知事が政府批判できず

2020年5月25日 米ミシガン州知事のグレッチェン・ウィットマーが、トランプについて話す時は自己規制をしなければならない状態と語った。 でないとコロナ禍の下、国からの支援が得られなくなる、と懸念。 州の医療従事者の防護具の供給要請を、政府がブロッ…

感染急増しデータは混乱、でもロックダウン解除のアメリカ

2020年5月24日 夏休みシーズンを迎え、全米50州が様々な形でロックダウン解除。 夏はノーマルに戻ってほしいとトランプ。 どれだけコロナの死者が出ようと、今後彼が閉鎖を指示することはない見込み。 だが死者は全国で増加中。 特に南部では感染者急増の予…

コロナ禍で、ネットが主戦場となった米大統領選

2020年5月23日 コロナ禍でトランプは大集会を開けないし、バイデンはデラウェアの自宅から出られない。 つまり大統領選はネットで戦われる。 バイデンは明らかに不利。 トランプのようなSNSでのプレゼンスはなく、怒りのパフォーマンスも苦手。 代わりに人々…

感染爆発しなかったフロリダの裏側

2020年5月22日 今にも感染爆発しそうだったフロリダ。 春先、国中からビーチに人が詰めかけるわ、世界中の観光客が訪れるディズニーはあるわ、引退後の人生を楽しむ高齢者はあふれているわ。 知事の自宅隔離決定も、他州より2週間遅い4月1日。 東海岸最初の…

米国のレストラン10万店が、コロナ禍で廃業

2020年5月21日 4月に失業したアメリカ人の78%が、自分は一時的に解雇されただけと考えている。 だがシカゴ大の調査によると、4月25日時点での失業者の42%、優に1160万人の人々にとって、解雇は永久的なものとなる見込み。 具体的には、バーやレストランの多…

コロナ経済危機は、特にミレニアル世代に打撃

2020年5月20日 コロナ危機で、ミレニアルは他の世代より経済的に苦しむ恐れ。 24歳から40歳と若く、まだ財政的なセーフティーネットを十分築けていない。 このため失業すると即、苦境に陥り、そこから回復するのは大変。 ミレニアルの高年層は、就職時リーマ…

米大企業CEOが、ポストコロナは、取り残された人を助ける経済体制にすべき、と発言

2020年5月19日 JPモルガンのCEO、ジェミー・ダイモンが、今回のコロナ危機は、取り残されて来た人たちにチャンスを提供するよう、経済を再編成すべきと告げるもの、と発言。 過去数か月の出来事が明らかにしたのは、コロナ禍にさらされる前から、あまりに多…

コロナ禍の米国で、チャリダー増殖

2020年5月18日 米国で自転車が飛ぶように売れている。 ジムの閉鎖で、体を動かす代替手段兼ストレス解消を兼ねて購入する人もいれば、学校閉鎖で家に閉じこもっている子供のエネルギー発散に、と考える親も。 ロックダウン解除で通勤を再開する際、自転車の…

コロナ禍で孤立したアラスカで、小売店主が独力で物資を調達

2020年5月17日 人口450人のアラスカの町グスタフで、唯一の小売店を営むパーカー。 普段は州のフェリーで商品を仕入れているが、激しい嵐で波止場が損傷。 コロナ禍も重なり、フェリーが運航休止に。 町民は、彼の店で生活必需品や食料を入手するしかなく、…

「レ・ミゼラブル」で描かれた1832年のコレラのパンデミック

2020年5月16日 1832年のコレラによるパンデミック。 世界中で被害が出たが、フランスでは特に劇的な結果をもたらした。 数週間のうちにパリで2万人、国全体で10万人以上が死亡。 当時のパリには産業革命で大量の労働者が流入。 ノートルダム寺院やテュイルリ…

秋学期の対面授業で、対応分かれる米大学

2020年5月15日 米国の大学の多くが、秋学期に対面授業を行うかどうか思案中。 カリフォルニアでは、臨床訓練の必要な看護科の学生や、ラボでの実験が必要な学生を除き、遠隔授業を続ける所も。 オープンしても、教室内の学生数を5人までにしたり、登校日を週…

ロックダウン後のリベンジ・ショッピングの行方

2020年5月14日 ロックダウン後の中国で、ブランド品の購入が急増。 広州のエルメス店では4月の営業再開日、270万ドルの売り上げを記録。 リベンジ・ショッピングが始まっている。 だが、コロナ危機以前との違いも顕著。 第一に、全体の売上高はすぐに回復し…

コロナ禍を超え、アジアで国境を超えた往来が復活

2020年5月13日 アジアで国境を超えた往来が徐々に復活。 韓国から中国に入国するビジネス客は5月1日から、2週間の自己隔離を免除。 到着後コロナの検査を受け、結果が出るまでの1、2日間政府施設にとどまるだけですむ。 中国でも5月4日から、香港の工場経営…

コロナ危機の中、WHO総会参加を求める台湾

2020年5月12日 台湾が5月18日開催のWHO総会へのオブザーバー参加を希望。 コロナ感染拡大抑止が成功、世界の関心を集める。 中国近隣なのに、感染者はわずか440人。 韓国が1万1千人、シンガポールが2万人以上なのと比べても際立つ。 中国が参加に強く反対す…

コロナ危機でカリフォルニア大学が2024年まで、ACTとSATを除外

2020年5月12日 コロナ危機の影響を受け、UCLA等カリフォルニアのUCシステムの大学10校が2024年まで、ACTとSATの成績を入学の合否判定から除外する方針。 既に今年は除外すると表明していた。 代替となる独自の入学試験を今後作成予定。 ACTとSATは学生の能力…

テック企業隆盛の一方で、ガーゼも作れなくなった米国の生産力

2020年5月11日 なぜ米国にはワクチンや薬がないのか。 なぜマスクや人工呼吸器がないのか。 それは、そうした製造・供給システムを構築しない選択をしたから。 コロナは米国の政治や社会の壊れている面を浮き彫りにした。 世界で最も裕福なテック企業や、最…

コロナ危機による中国の失業者は8千万人との見方

2020年5月10日 コロナ危機により中国でどれだけ失業者が出ているか、全体像をつかむのは難しい。 政府は悪い数字を発表したがらないからだ。 公式発表では都市部での3月の失業率は5.9%。 そこから計算すると失業者数は2700万人。 だがこの数字は、地方の労働…

シンガポールが顔なしロボット犬で、ソーシャル・ディスタンス監視

2020年5月9日 シンガポール政府がこの週末、ボストンダイナミクス社の、首から先がない、あの黄色いロボット犬、Spotによる公園パトロールを開始。 録音メッセージを流し、来園者にソーシャル・ディスタンスを保つよう促す。 ロボット犬は装備されたカメラで…

ペストの時代の生を描いたシェークスピア

2020年5月9日 シェークスピアはペストの時代を生きた。 英国では特に、1582年、1592-93年、1603-04年、1606年、1608-09年には猛威をふるった。 教区の死者が30人を超えるとソーシャル・ディスタンシングを実施。 集会や宴会、アーチェリー大会は禁止。 礼拝…

コロナでどん底の米経済、でも株式市場は好調の怪

2020年5月7日 経済はガタガタなのに、ここ数週間なぜか、米国の株式市場は平穏。 コロナ危機の初期、ウォール街はいったんクラッシュ。 そして現在、感染が下火になる目途は立たず、3千万人が失業中。 いい材料はどこにもないのに、比較的ましな状況。 株式…