海外ニュースで知る世界の流れ

興味のある英文記事を日本語で要約し、「柴田優呼@アカデミックジャーナリズム」でツイート。そのツイートの再録ブログです。英語のニュースを知り、世界の流れをつかむご参考にしていただければ。

ヨーロッパ

ハンガリー政府がコロナの報道を統制、と批判の声

2021年4月2日 ハンガリーのジャーナリストが共同で、政府がコロナ被害の報道を阻止している、と告発する公開質問状を提出。 病院の訪問や医療関係者の取材が禁じられ、何が起きているかわからず、社会への注意喚起が出来ない、と批判する。 一方、政府と国営…

メーガン妃に人種差別的、という指摘を否定する英メディア

2021年3月12日 英メディアは人種差別的、というヘンリー王子とメーガン妃の発言に対し、メディア側が否定する声明を発表。 メディアのこうした対応は、社会正義を実現するため、ジャーナリストを志そうとする非白人の学生の心を挫いてしまう、と憂慮する声が…

メーガン妃の爆弾発言の後、英王室は生き残れるか

2021年3月9日 メーガン妃とヘンリー王子の爆弾発言の後、英王室ははたして21世紀を生き残れるか、という懸念が浮上している。 エリザベス女王を敬愛する保守派は元々、環境問題や気候変動に関心の高いチャールズ王子が気に入らない。 メーガン妃を嫌う年配者…

ドイツが6月半ばから、ヨーロッパ旅行を解禁

2020年5月26日 ドイツは6月16日以降、国民のヨーロッパ旅行を解禁。 3月17日以降、海外旅行に警告を発していた。 これを受けて国内の旅行代理店や、海外の格安航空の株価が上昇。 観光業の再建は、渡航先の経済安定にもつながる、との考え。 ドイツからの観…

「レ・ミゼラブル」で描かれた1832年のコレラのパンデミック

2020年5月16日 1832年のコレラによるパンデミック。 世界中で被害が出たが、フランスでは特に劇的な結果をもたらした。 数週間のうちにパリで2万人、国全体で10万人以上が死亡。 当時のパリには産業革命で大量の労働者が流入。 ノートルダム寺院やテュイルリ…

オースティンの世界がリアルになるロックダウン生活

2020年4月30日 ジェーン・オースティンの英文学『分別と多感』。 過去数回ドラマ化されたが、百年以上前の日常は、奇異に見えたもの。 だがコロナでロックダウン中の今、これまでになくリアルに。 家族は常に家の中にいて、退屈を押し殺している。 恋人達は2…

コロナウイルス危機で、自国優先主義に走るEU諸国

2020年3月19日 3月上旬から、新型コロナウイルス感染の中心が中国から欧州に移動。 欧州の各政府は慌てて医療物資の備蓄に走った。 多様な国々が共通の価値観の下に結束し、平和と繁栄を求める、というEUの高邁な思想は雲散霧消。 結局大事なのは各国家であ…

イタリアのマスク提供要請を、EU諸国が無視

2020年3月7日 新型肺炎感染拡大で、マスク不足に瀕したイタリアが他のEU諸国にマスクの提供を要請。 だが品薄になるのを恐れる各国は、要請を無視。 今のところ公衆衛生に関して、EUがまとまって取れる手立てには限りがある。 各国の対応もバラバラ。 状況が…

新型肺炎対策のため、頬にキスをやめようとフランス政府

2020年3月1日 新型肺炎感染拡大防止のため、フランスは土曜、5千人以上が狭い空間に集まることを禁止。 このため日曜のハーフマラソンは中止、農業フェアは繰り上げ終了。 ただ15日の地方選は予定通り実施。 かねて握手をやめるよう提唱していたが、今回は加…

ドイツはいつ、移民標的のテロが、社会全体の脅威だとわかるか

2020年2月26日 ドイツで先週起きたトルコ系移民を標的にした銃撃テロ。 容疑者は外国人排斥を叫んでいた。 昨秋もシナゴーグがテロに。 2012年以来、危険な思想を持つ極右の数は5倍に増加。 だがドイツ社会がどこまで強く、白人至上主義と人種差別的な暴力が…

ダイアナ妃が生きていたら、ハリー王子に言ったこと

2020年1月18日 ダイアナ妃が生きていたら、英王室から「引退」するとのハリー王子とメーガン妃の表明に、どう反応したか。 実際ダイアナ妃は、今回の2人の行動と同じことをした。 自分が最優先するのは、ウィリアム王子とハリー王子の、2人の息子であると、…

英国は2050年にどうなっているか

2020年1月2日 英国は2020年にどうなっているか。 2004年の予測。 80年代半ばから停滞している労働組合、教会、王室、法制度、公的サービス、議会がさらに衰退。 これは半分当たり、半分当たらなかった、との見方。 組合と教会の加入率、政治家への信頼は下が…

ずさんな計画で、ベルリン空港の開港が9年遅れに

2019年11月30日 ドイツの首都ベルリンの新空港が、予定より9年遅れで、2020年10月にようやくオープンする見込み。 元々は2011年3月に開港予定だった。 ずさんな計画が次々に露呈、醜聞や破産まで起きた。 効率的な国家イメージとはかけ離れた結果。 みすぼら…

ユダヤ人団体の批判をよそに、ヒトラーの所持品がドイツで競売

2019年11月20日 ヒトラーの帽子や、パートナーだったエバの服がドイツでオークションにかけられた。 これらの品に歴史的価値はなく、ナチズムの賛美者が購入するだけ、と欧州のユダヤ人団体。 中止を訴えたが開催、ヒトラーの署名入り写真が4万6千ドルで売買…

クラッシュの「ロンドン・コーリング」発売40年

2019年11月15日 英国の伝説的なバンド、クラッシュがアルバム「ロンドン・コーリング」を発売してから40年。 パンク音楽の根底を変えた。 米監督スコセッシは、曲の1つを英国で最も偉大なロックソングと呼んだが、どうしてどうして。 当時世界で最も偉大なロ…

スウェーデンで爆破事件が多発

2019年11月12日 スウェーデンの首都ストックホルム等で爆破事件が多発。 住み慣れた住宅街の玄関や窓が吹き飛ばされている。 2017年まではほぼ皆無だったのに、2018年に突然、162件発生。 今年も97件を数え、過去2か月で30件も。 爆竹や手榴弾が主で、ギャン…

ドイツ車と比べ、抜群の利益率のフェラーリ

2019年10月19日 ドイツの研究者によると、 イタリアの高級車フェラーリは 20-30万ドルで売られ、 1台当たり8万ドルの利益を上げる。 それでベンツが 買えるほどの額で、 ドイツの高級車とは 大きな差がある。 ポルシェは 5万ドルから15万ドルで売られ、 1台…

イギリスが最もハッピーだったのは1880年

2019年10月16日 イギリスが 最もハッピーな雰囲気だったのは 1880年、 との研究結果。 なぜその年かは はっきりしないが、 ディズレーリが2度目に 首相に選ばれ、 豪州から初めて 冷凍羊肉が輸入された年として知られる。 なお、最もハッピーな雰囲気が 少な…

白人のステレオタイプとしてのパリジェンヌ

2019年9月24日 パリジェンヌの イメージとは。 ハイヒール姿で キュートなビンテージのバイクに乗り (公共交通機関は使わない)、 恋人から借りた 男物のシャツをはおり (異性愛者)、 祖母の箪笥から ブランド物のバッグを拝借 (数世代にわたり富を蓄積)。 米…

合意なきEU離脱で、英国の住宅価格が大幅下落か

2019年9月2日 イギリスが合意なしの EU離脱を行えば、 国内の住宅価格が2020年、 大幅に下落する恐れ。 大手会計事務所KPMGによると、 全国のあらゆる場所で 6%下がるだけでなく、 最悪の場合 10%から20%下落する所も 出ると予測。 イギリスの中央銀行である…

トランプがグリーンランド購入を検討?

2019年8月17日 トランプが グリーンランド購入を検討中とかで、 住民は 怒りと嘲りの反応。 グリーンランドは現在、 デンマークの領土で 人口5万6千人。 石炭やウランなどの 鉱物資源に恵まれ、 弾道ミサイル 早期警戒システムを 擁す 米国の 空軍基地がある…

ドイツの出生率が、ユーロ圏平均に回復

2019年8月8日· ドイツは世界でも 出生率の低い国だったが、 大きく変化。 女性が生涯で産む 子供の数は、 2006年の1.33から、 2017年は1.57に。 同じく低水準の イタリアやスペインとは 袂を分かち、 ユーロ圏の 平均値に回復。 20歳から64歳の人口を 100と…

ドイツが、EU離脱のイギリスに続く時

2019年8月5日 英国が EU離脱に向け 動き出した時と 似た徴候が、 ドイツでも見られる、 との指摘。 ドイツが攻撃するのは、 欧州中央銀行とユーロ圏。 独メディアは、 今の低金利の元凶は 欧州中央銀行で、 自分達から 金を巻き上げていると批判。 EUはドイ…

植民地下インドで、英国人女性がすべきこと

2019年8月5日 植民地下の インドに向かう 英国人女性への 指南書。 1847年の著。 本国から持参すべき 服や小物、 リネン類、 家具まで指定。 英国にいた時のように 家事をするのは ご法度。 全て インド人にさせる。 代わりに、 読書や朝夕の散歩、 絵を描い…

ストーンヘンジのトンネル工事に、学者や住民が懸念

2019年6月23日 イギリスの ストーンヘンジの敷地内で 2021年から、 高速道路のトンネル工事が 2マイルにわたって 行われる予定。 1車線しかないため、 渋滞がひどいのが理由。 だが周辺には 古代人数百人の墓がある。 歴史家や考古学者、 地域住民は 掘削に…

白人の特権の砦、オックスブリッジ

2019年6月1日 英国のトップ校、 オックスフォード大学と ケンブリッジ大学。 だが人種の多様性に欠け、 白人の特権の砦とも。 ケンブリッジ大学に テニュアを取った 黒人教授は皆無。 2017年の 学部新入生のうち、 英国黒人は たった2%。 黒人が入学を許可さ…

英国の離脱に備え、統合を強調するEU

2019年5月3日 今後5年間の計画を協議する EUサミットに向け、 準備が進んでいる。 メイ英首相は 欠席の予定だが、 共同宣言のドラフトにはまだ、 英国のEU離脱は入っていない。 中国の台頭などで 不確実性が高まる世界で、 EU加盟国の利益を守るため、 より…

フランコ時代に検閲されたままのスペイン語文学

2019年4月22日 スペインのフランコ独裁政権の 負のレガシー。 スペイン文学であれ 外国文学であれ、 スペイン語で出版される 文学作品は、 今日に至るまで、 当時フランコ政権が好ましくないとして 部分的に削除したものが もとになっている。 いまだにほと…

閉館したロンドンの漱石記念館が再オープン

2019年4月19日 経営難により2016年閉館し、 32年の歴史に幕を閉じた ロンドンの 夏目漱石記念館。 だがファンからの要望に応え、 5月に再オープンする。 恒松郁生館長 (67) が 貯金をはたいて自宅を改装、 漱石ゆかりの 1万点を展示。 ロンドン留学時の愛読…

植民地時代のインド人虐殺に英国は謝罪せず

2019年4月13日 英国植民地下の インド北部アムリットサル市で 1919年 インド人数千人が 集会禁止とナショナリスト2人の 逮捕に抗議し、 デモ行進。 英国軍の発砲を受け、 千人が落命、 独立運動に 拍車がかかった。 この日曜、虐殺から 百周年を迎えたが、 …