2011年4月13日
英国のフィリップ殿下の死が示すのは、エリザベス女王の時代が終焉に近づいているということ。
在位中の社会変化として、同性愛者の権利の確立、離婚と中絶の自由、人種差別と性差別の認知が挙げられる。
だが階級移動または社会的流動性は減った。
誕生時より上の階層に移動することは困難になった。
この間、英首相は14回交代。
保守党の政権掌握は、労働党の倍になる。
エリザベス女王の長期在位で、まやかしの連続性が作られて来たが、サッチャーの政策とEU離脱という、2大クーデター的変化は保守党時代に起きた。
女王は今後、スコットランドと北アイルランドの英国離脱を目にする可能性もある。
(柴田優呼@アカデミック・ジャーナリズムがツイート)
This is a moment to mark the Elizabethan era, and ask what Britain has become | Polly Toynbee
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