海外ニュースで知る世界の流れ

興味のある英文記事を日本語で要約し、「柴田優呼@アカデミックジャーナリズム」でツイート。そのツイートの再録ブログです。英語のニュースを知り、世界の流れをつかむご参考にしていただければ。

ジョージア・オキーフ展が初めてパリで開催

ジョージア・オキーフ。 かつて米国で最も有名な女性5人の1人に数えられた前衛画家。 20世紀前半に多くの代表作を生み出した。 だが欧州では著名度が低く、米国モダニズムは戦後、ジャクソン・ポラックから始まったと思われてきた。 女性のアート作品の軽視…

山林火災による大気汚染が原因の死亡者数が、世界で1番多いのは日本?

山林火災による大気汚染が原因で亡くなった人々を、国際的に比較したフォーブスの英語記事。 ワースト国家はなんと日本で、死亡者は年間7千人に上るという。 本当?どんな統計をもとにしたのだろう。 和訳された記事は下記。 ここには日本の言及はない。 不…

イギリスのコロナ重篤患者の2割が妊婦

英国でここ数か月、最も重篤なコロナ患者の2割を妊婦が占めている。 エクモ使用に至った16歳から49歳の女性患者の3割も妊婦で、コロナ初期の20年3月から6%増加。 現在1回目のワクチンを接種した妊婦は8万人、2回目が6万5千人。 ワクチンと流産、早産、死産に…

読み切れないほど本を買ってしまう人が、自分を納得させる方法

人生を3度繰り返しても読み切れないほど本を買ってしまう人は、どう自分を正当化すべきか。 ウンベルト・エーコの蔵書は3万冊あった。 もちろん生前、全部読んだ訳ではない。 だがだからこそ、知への好奇心を持ち続けた。 つまり蔵書は無知の証明。 知らない…

マーベル初の中国人ヒーローの映画が大ヒットするが、中国で公開できず

初めてアジア系男性がヒーローになったマーベル映画最新作『シャン・チー / テン・リングスの伝説』は先月の公開以来、コロナ下で最高の興収を米国で記録。 アジア系観客に大好評で、全世界で3億7千万ドルの興収を上げた。 だが中国での公開は未定。 米中間…

シングルの米国人が、過去30年で3割から4割に増加

配偶者やパートナーがおらず、シングルでいる25歳から54歳の米国人は、1990年の29%から、2019年は38%に増加。 特に男性の単身率が高い。 離婚経験者も含まれるが、主な理由は婚姻率の低さ。 米国人の7割が男性に経済力を期待するというが、彼らの多くが収入…

文法ミスを減点しないので、英国の大学生の書く力が低下?

英国の大学生の書く力が衰えているのは、採点基準に文法やつづりのミスを含めず、内容の評価だけしているからだ、と英国政府機関。 平等法の拡大解釈の結果で、成績の水増しが起きており、今後は罰則も検討する、という。 大学側は、調査対象は400校のうちわ…

世界自然遺産の熱帯雨林を、豪州の先住民に返還

世界自然遺産のデインツリー熱帯雨林を含む、豪州で最も美しい景勝地、計16万ヘクタールが、先住民アボリジニに返還された。 当面クイーンズランド州と共同管理するが、将来は先住民に委ねる。 景勝地フレーザー島も最近、先住民の言葉であるクガリに改名さ…

コロナ下の米国で、看護師に暴力をふるう患者が急増

米ミズーリ州の病院で2019-20年、患者の暴力事件が40件から123件と3倍に急増。 スタッフのけがも17件から78件に。 コロナで診療まで時間を要し、面会が難しいことが引き金に。 警備員への連絡用に看護師に非常ボタンが配布される事態に。 それまで警備員に電…

サンノゼが、かつてチャイナタウンが焼き払われた歴史を謝罪

シリコンバレーのサンノゼ市にはかつて、中国系移民のチャイナタウンがあった。 だがそこに新庁舎を建てるため、市議会が皆の迷惑だと非難宣言。 その後1887年、チャイナタウンは放火で灰塵に帰し、中国系住民1400人は全員移住。 この歴史についてサンノゼ市…

コロナ回復後も、アジア系米国人経営者の苦境は継続

コロナ下のカリフォルニアで、アジア系米国人経営者の6割が閉店や従業員解雇等に追い込まれている。 カリフォルニア全体で打撃を受けた経営者は4割で、より被害が大きい。 元々飲食、販売、サービス業従事者が多く、コロナに直撃。 さらにアジア系へのヘイト…

コロナ下で生まれた詩が語る、米国の人種主義と哀しみ

ピュリツァー賞受賞の詩人で黒人女性のトレーシー・スミスは、世の中への問いかけを、詩の形で表現して来た。 個人的な問題には政治的な問題が含まれ、物語の中では人種主義、権力、正義が絡み合う。 構造的な不平等を黙考するに至ったコロナ下での経験が、1…

『ロード・オブ・ザ・リング』は、出版時絶賛されたわけではなかった

トールキンが三部作『ロード・オブ・ザ・リング』を発表したのは1950年代半ば。 賛否相半ばだった。 これだけ詳細な想像世界を築いた作品はない、とされる一方で、退屈で文章もひどいという評も。 前例がないタイプの小説で、読者は面食らった。 1961年のノ…

コロナ後、メトロポリタンオペラの上演第一号は、初の黒人作曲家の作品

コロナでライブ公演を中止していたメトロポリタンオペラが27日再開。 記念すべき初演演目の作曲家は黒人男性のテレンス・ブランチャード。 MET138年の歴史で、黒人作曲家の作品上演は初めて。 「確かに自分は初の黒人だが、ここで上演資格がある黒人作曲家と…

女性の方が稼ぎのいい場合、男性のパートナーが言うこと

女性の方が男性より稼ぎのいい場合、パートナーの男性が女性に言うこと。 「なんてセクシーなんだ」 「そんな性差別的な環境で働いているんだから、もっと給料をもらうべきだ」 「ローンがたくさん返せてよかった」 「ワークライフバランスに気をつけて」 「…