発売2週間で2百万部を売り上げたミシェル・オバマの自伝。
同書を手掛けた名物編集者が独立し、新しい才能を見出すため出版社Zandoを立ち上げ、来春3冊を発行予定。
著名人で、ツイッターやインスタのフォロアーが多数いることが、本の出版にも期待される時代。
そうした現状を打破したい、との考え。
大きな出版社だと、尖った本を出すのは難しい。
目玉の本以外は、細やかな販促活動も無理。
そこで独立系のインディーズ出版の出番というわけだ。
出版社は今、どうやってマーケティングをすればわからなくなっている。
ブッククラブや影響力のあるセレブに読んでもらわないと、新人の本は売れにくい。
だが、Zandoを創始した編集者のモリー・スターンは、本の持つ力を信じる。
世界最高の知恵とアイデアを提供するプラットフォームは本、との考えだ。
名の通った目利きを揃え、事前に時間をかけて販促。
騒音の中で、まだ人々の耳に届いていない優れた声と考えの持ち主がたくさんいるはず、と語る。
(柴田優呼@アカデミック・ジャーナリズムがツイート)
Fast Company@FastCompany
Book publisher powerhouse Molly Stern started her own company on the premise of using influential creators to surface overlooked talent.
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