トールキンが三部作『ロード・オブ・ザ・リング』を発表したのは1950年代半ば。
賛否相半ばだった。
これだけ詳細な想像世界を築いた作品はない、とされる一方で、退屈で文章もひどいという評も。
前例がないタイプの小説で、読者は面食らった。
1961年のノーベル文学賞候補に挙がったが、受賞は逃した。
『ナルニア国物語』で知られる作家のC・S・ルイスは、友人であるトールキンの作品を推し続けた。
今の基準だと、友人の作品の推奨は倫理的に問題になる。
だがルイスは、トールキンはそう書かなければならない話をそう書いただけだ、と説明。
今に、人々の心になくてはならない物語になる、と予言した。
Publishers Weekly@PublishersWkly
Tolkien “Has Not Measured Up to Storytelling of the Highest Quality”: When the 1961 Nobel Prize Committee Rejected 'The Lord of the Rings' | @openculture
buff.ly/2XRUbMA