海外ニュースで知る世界の流れ

興味のある英文記事を日本語で要約し、「柴田優呼@アカデミックジャーナリズム」でツイート。そのツイートの再録ブログです。英語のニュースを知り、世界の流れをつかむご参考にしていただければ。

米国人と英国人のグローバリゼーション観

2020年10月6日
米英国民のグローバリゼーションに対する考え。
米ピューリサーチセンターがコロナ前の2019年調査。
大きく言って「取り残された」と「翻弄された」という気持ち。
共に疎外感と喪失感の素になる。
一方で、肯定的に受け止めている人は、古い境界を崩し新しいコミュニティを作る原動力となったと評価。
グローバル化で人が流入、商品やサービスが多様化し選択の幅が広がった。
一方で、米国人または英国人としての意識に変化が生じ、移民に対して複雑な感情を抱く人も。
国内政治の分断で、人とのつながりが消失したとの意見も。
ただ全員に共通しているのは、グローバル化は避けられないということ。
Pew Research Center@pewresearch
NEW: We undertook focus groups in the United States and United Kingdom in 2019 to better understand the degree to which narratives about globalization and its impacts are evident in each country.

 

《一言》

米英は実際、グローバル化が可能な社会構成。

居住区ごとに人種と階層のセグリゲーションが存在し、現実にはあまり混ざり合わずに生活している。

日本は必ずしもそうではない。

米英のように、全面的にグローバル化による社会変化を受け入れるより、このまま皆で一緒に衰退していくことを選ぶのでは。

というか、日本社会がそうした方向に、変わる要素が思いつかない。