2021年4月5日
台湾人の両親の下に生まれた中国系米国人2世アンドリュー・ヤン。
民主党大統領候補となり一躍、著名政治家の仲間入りをしたが、現在、NY市長選候補の最右翼に躍り出ている。
だがアジア系へのヘイトの高まる中、彼でさえ、市井にまぎれると回りから冷たい視線を向けられる。
その落差の大きさ。
約2千百万人のアジア系の出自は、10数か国に上り多彩。
政治の世界で彼らを代表する声が不在なだけに、ヤンは期待の星。
ヤンによると、日系米国人は米国で最も成功した集団。
収容所から解放され20年弱で、白人よりも成功してみせた。
数百万人のアジア系がそれに続き、模範的少数者の神話ができた。
この結果、アジア系だと成功しても当然となった。
親の期待に応えるため、学校で差別されても沈黙する事も。
だが、大半が移民であるNY市のアジア系の貧困率は2019年でも24%。
黒人やラテン系より高い。
コロナでさらに、失業率も急上昇。
成功したエリートであるヤンが、どこまで彼らを代表できるか。
(柴田優呼@アカデミック・ジャーナリズムがツイート)
New from me: In the rise of anti-Asian violence nationwide, @AndrewYang and I split a Peking duck and discussed the weirdness of being 2nd-gen immigrant kids (and Cowboy Bebop)
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