米民主党は今や金持ちのための党に?
年収50万ドルの世帯の65%が民主党支持者の多い地域に、年収1万ドル以下の世帯の74%が共和党支持者の多い地域に住む現実。
ジェフ・ベゾスらスーパーリッチはもう、共和党支持者ではない。
でも昔ながらの石油やタバコ産業が今も富を蓄えていると信じ込む矛盾。
民主党は常にNYタイムズやワシントンポスト、3大ネットワークやCNN、そしてリッチで洗練されたセレブ達の支持を得てきた。
今、警察の予算をなくそうとの声が上がっているが、賛成するのは若い白人のエグゼ、反対するのは中年で黒人の労働者階級だったりする。
民主党が本来保護すべき対象との乖離。
民主党は労働者の組合結成を支援するが、一方でウォールストリートやシリコンバレー、ハリウッドに近い。
彼らは人種差別については語るようになったが、富の蓄積についての話は、どれだけ語るのだろうか。
リッチな支持者達の不興を買うような、累進課税や法人税、相続税の増税についての話は。
(柴田優呼@アカデミック・ジャーナリズムがツイート)
The Nation@thenation
Have Democrats Become the Party of the Rich?
bit.ly/2UzYB9H
トランプ支持者に、人種的マイノリティがけっこう多いという状況があった。
それは彼らが、こうしたリッチでスノッブで特権階級的な白人の民主党支持者達に、とても感情移入できないからという理由もあったのだろう。
アメリカ政治の潮流は多層的。
今回のアフガンでの失政もあり、まだまだ先は見えない。