2020年9月20日
トランプ支持か不支持か、国が割れる米国。家族間でも意見が割れる。
スイングステートのミシガン州郊外の白人夫婦。
妻は、経験がなく人をいじめるトランプには投票しない。
夫は逆に、政治家らしくないのがいいとの考え。
今、株は上昇、失業率は低下。
バイデンだと増税し、景気後退するとの見方。
夫婦の居住区はデトロイト郊外。
自動車産業の衰退で70年代以来、民主党支持から共和党支持に変わった地域で、今はスイング地区。
オバマが2度勝利した後、前回はトランプが勝利。
トランプが10,700票という全米一の僅差で、ミシガンを制するのに貢献。
バイデンもトランプジュニアも今回、現地入りして梃入れ。
ミシガンを左右するのは郊外の票。
ペンシルベニア、アリゾナ、ウィスコンシン等のスイングステートも同じ。
都市部より保守的、農村部より先進的で、浮動層が多い。
8月半ばの世論調査だと、郊外に住む女性は反トランプが多かった。
男性は半々。
そこでトランプが取ったのは彼女達をおびえさせる作戦。
民主党の政策だと、白人が多く階層も均質な郊外が、違う階層や非白人に侵食される、とトランプ陣営は恐怖をあおっている。
だが実際に起きているのは、非白人の高所得層が流入した方が、地価も上がり、地域が活性化していること。
そして非白人の金持ちは、トランプ支持者の只中に住みたくないこと。
(柴田優呼@アカデミック・ジャーナリズムがツイート)
The Age@theage
America's once sleepy, lily-white suburbs are becoming more multicultural and more progressive. It's a troubling sign for the President ahead of election day, writes North America correspondent Matthew Knott.
ow.ly/7obg30raG0e