雇用者数が世界最大の
米スーパー、ウォルマートは、
今後さらにギグエコノミー化と
オートメーション化を進める。
全米のクラウドソーシングや
フリーランサーは、
2005年からの10年で5割増。
理論上は、報酬のいい仕事を求めて
自由に動けるはずが、
現実には雇用側が
より安い労働力を選ぶという結果に。
1970年代以降のオートメーション化で
実は雇用は微増。
だが2000年代初め以降は変化。
賃金上昇率が経済成長率より低くなり、
利益は経営者のふところに。
ロボットはさほど職を奪わないが、
問題は職があるかではなく、
生活を支えられるだけの
賃金が得られる職があるかだ。
問題は職の数ではなく
職の質。