地元のチャイナタウンに対し
差別的な記事を掲載、
批判を浴びている。
見出しで
「かつて嘲りの対象だったが、
きれいに片づけられてよくなった」
その後穏当な表現に変更されたが、
本文にも問題のある記述。
「長い間恐れられていたが、
強みも多い、と
人々の認識は変わりつつある」
研究者らは、
中国系は同化不能、としてきた
長年の米社会の見方が
反映されていると指摘。
白人が足を踏み入れるようになると、
その地域は改善した
と言い始める。
そもそもチャイナタウンは
人種隔離の結果生まれた、という
歴史的背景に無知。
大陸横断鉄道は
1860年代、低賃金の
中国人労働者により建設。
だが1882年に
中国人排斥法が成立、
中国からの移民が禁止された。
在住中国人に
部屋を貸す者もいなくなり、
その結果、彼らはやむなく
チャイナタウンに集まった。
アジア系は社会的脅威とされ、
一所に押し込められた。
チャイナタウンは
その脅威が可視化された場所に。
現在でも貧困にあえぐ者は多い。