2020年5月9日
シンガポール政府がこの週末、ボストンダイナミクス社の、首から先がない、あの黄色いロボット犬、Spotによる公園パトロールを開始。
録音メッセージを流し、来園者にソーシャル・ディスタンスを保つよう促す。
ロボット犬は装備されたカメラで周囲をスキャンし、どのぐらい人が集まっているか通報。
ピークでない時間帯を選び2週間、実験的に実施する。
最初は公園の管理人が、この頭のないロボット犬に付き添う。
ロボット犬は敏捷で、障害物をちゃんとよけるし、地形の変化に対応できるので理想的、と当局。
シンガポールでは他にも、このロボット犬が隔離施設の患者に薬を届けるなど、大活躍。
シンガポールでは3月から、ブルートゥースを使って、人と人との接触を全国的に追跡するアプリを導入。
ユーザーはアプリを通じて、感染者と接触していないか確認する。
だが、このロボット犬が周囲の人をカメラで撮影しても、個人を特定することはないし、個人データを集めることはない、と当局。
(柴田優呼@アカデミック・ジャーナリズムがツイート)
CNN International@cnni
In Singapore, a robot dog is being used during the Covid-19 pandemic. The four-legged "dog" will patrol a local park and broadcast a pre-recorded message to visitors to remind them of the importance of social distancing.
cnn.it/2WEvI9l