2021年3月14日
コリアン・アメリカンの作家、ポール・ユンの最新作は、コリアンの労働者が住む露サハリンの村が舞台。
ユンの祖父や父は朝鮮戦争の影響で移民するに至った世代。
ユンは今フロリダに住んでいるが、ジョギング中、ワニに出くわすようなこの地にいるからこそ、書けた話だとか。
端っこにいると感じる土地。
ユンの愛読書は、9.11後のパキスタンとアフガニスタンを描いたナディーム・アスラムの作品。
広大で不毛な地から、関所恐怖症になるほど関係が密な地まで、環境がどうエモーショナルな旅に関わっているか、興味がある。
ユンも、暴力に左右されてきた自身の家族の、謎に包まれた物語をたどっている。
(柴田優呼@アカデミック・ジャーナリズムがツイート)
“There is still so much of my epic and violent family history that I know so little about ... I think no matter who or what I am writing about, I am creating a family for myself.” Paul Yoon talks about his new short story “Person of Korea”:
on.theatln.tc/9bLWJVo