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運動ジャンキーに
なる仕組み。
最初は単に、
健康的にやせようとして
走り始める。
1か月後、
服を着た時の
見栄えがよくなり、
同僚が健康的に
なったとほめる。
ランニング仲間も
速くなったとうなずく。
そのうち5キロでは
物足りなくなる。
10キロ走るため、
昼休みまで使う。
以後、雪だるまの
ように加速。
問題は
どこにあるか。
自分の存在価値が
ランニングに直結してしまうこと。
故障して走れないと、
人間としての価値が
下がるような気になる。
だがこれは
非論理的な思考。
「走れない自分には価値がない」
ではなく、
「走れないのは残念だが、
自分の価値とは無関係」と考えるべき。
他の例にも
応用可能。
