2019年12月20日
リタイアした人のウェルビーイング。
経済面からだけではなく、どんな毎日を過ごしているか、という面から考えるのも重要。
最新の調査によると、何に時間を費やしているかがが、ウェルビーイングに直結。
実際には、リタイアしたらやりたかったことをしている人は少ない。
その結果、満足感も減少。
テレビを見たり、ただ家にいたりといった受け身の行動を取っていると、幸福感はあまり得られない。
一方、人と交流したり、ボランティアをしたり、運動したりする等アクティブに行動していたら、満足感も高い。
にもかかわらず、高齢になるにつれ、受け身の行動が多くなっていく現実がある。
ある意味でこれは当然。
高齢になると健康や経済問題でモチベーションの維持が難しくなるからだ。
だが、アクティブな活動を求める気持ちは年を取るにつれ高まる、との調査結果も。
最初はテレビを見るなど、勤続時に出来なかったことをたくさんするが、やがて意味ある事をしたいと思うようになる。
対策はあるか。
リタイア後の生活のコーチングを受けたり、自分の時間の使い方をモニターしたり、ライフプランを立てたり、ボランティア先をリストアップしたりする。
ファイナンシャル・プランナーがリタイアした人を顧客にする時も、経済面だけでなくメンタルな面も考えてアドバイスをする必要。
(柴田優呼@アカデミック・ジャーナリズムがツイート)
Even in retirement, people have trouble spending time how they want to
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