複数の言語が話せる事と、
脳の働きはどう関係するか。
第2言語の学習時の
年齢も影響する。
子供は脳が発達する時期に
学ぶため、
右脳と左脳の
両方が使用でき、
吸収が早い。
逆に成人は、
言語を司る左脳優位で学ぶため、
第2言語の使用時に
問題が起きても、
感情にとらわれず、
理性的に対処しやすいとか。
またバイリンガルの脳は
高度に鍛えられるため、
特定領域が活性化し、
認知症の発症を
5年遅らせるとの研究もある。
1960年以前は、
過剰な労力を必要とし、
子供の発達に不利
と言われたが、
現在は、タスクの切り替えや
不要な情報を切り捨て、
集中するのに有利で、
脳はより健康で
複雑になると見られている。