猿のための音楽の作り方。
まず猿の生長過程を研究。
猿の胎児が子宮内で聞く
母猿の心臓の音は
人間より早く、
母猿の声も
ずっと高いことを確認。
次に、寛いだ時や不安な時の
猿の発声パターンを認識。
それらを使い、
猿の心を落ち着かせる歌と、
興奮させ奮い立たせる歌の
2曲を作曲、
見事に効果を確認。
猫のための音楽の作り方。
今度は母猫の
心臓の音ではなく、
子猫が乳を吸う音や
その鳴き声、
満足して
のどを鳴らす音を使い、
ゆったりする曲を作曲。
77%の猫が
期待通りの反応で、
留守番中やお出かけの際の
猫のためのアルバムを
2016年発売。
チェロやハープ、
ピアノ、フルート等を使い
飼い主の人間も楽しめるが、
猫しか聞こえない
超音波も挿入。
現在2枚目の猫のアルバムと、
犬のための音楽、
馬のための音楽も製作中。
猫に比べ、犬は
種類や大きさ、発声も多様で
難しいという。
馬は肉食動物の
餌食になってきた種なので
脅威に敏感。
音楽に集中してもらうには
他の音をブロックする必要。
そのため馬用の
ノイズ除去ヘッドホンも開発。
以上の話は、TEDでも聞ける。
(柴田優呼@アカデミック・ジャーナリズムが投稿)