海外ニュースで知る世界の流れ

興味のある英文記事を日本語で要約し、「柴田優呼@アカデミックジャーナリズム」でツイート。そのツイートの再録ブログです。英語のニュースを知り、世界の流れをつかむご参考にしていただければ。

アメリカ都市部の賃貸価格が、再び上昇中

コロナ禍で停滞した昨年から一転、米国の賃貸価格が上昇中。
理由は需要の増加。
若い世代は都市部の賃貸に住み始め、年配の世代は住宅ブームに乗って自宅を売却後、賃貸に移り住んでいる。
元々多くがコロナで、都市部から郊外に移動。
だがオフィスの再開と共に、予想より早く都市に戻る人が増えた。
米国で最も賃貸価格が高い8都市は、NY、サンフランシスコ、LA、ボストン、オークランド、サンホセ、ワシントンDC、シアトル。
上記の都市ではコロナ禍で賃貸価格が大幅に下がったが、現在は着実に戻ってきている。
2021年1月の時点では前年比20%減だったが、現在と2020年1月の比較では、15.6%減に。
郊外の賃貸価格も高止まり。
リモート勤務の高収入層が移住したためだ。
賃貸価格の上昇はインフレを呼び、コロナで生活に苦しむ人を直撃。
家賃が払えず9月までに立ち退きを迫られそうな人が多数いる。
賃貸期間を長期にしたり、芝刈りや害虫駆除を引き受けて大家と価格交渉をすることを勧める声も。
 
(柴田優呼@アカデミック・ジャーナリノズムがツイート)
 
Grow@Grow_mag
Millions of people flocked to the suburbs in search of more space, some are starting to return to big cities as offices reopen.

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