2021年4月30日
Netflixのドラマ「Shadow and Bone」のヒロインの設定は、白人と中国人のハーフ。
原作のファンタジー小説では白人だったが、役を演じる俳優に合わせて変更。
劇中でヒロインは「あなたは何者?」と問いかけられる。
答えることが不可能な質問。
それはハーフの人々が常にさらされている質問でもある。
ハーフの主人公が、自分が何者か、遺伝的要素で説明しようとしたら、自分はそれ以上のものではなくなってしまう。
だが名前や職業を言ったところで、よそ者扱いは変わらない。
その国で敵とみなされる人々と同じ顔つきをしているからだ。
人種差別と切り離せないが、しかしそれは自分の全てではない。
もっと複雑なものだ。
(柴田優呼@アカデミック・ジャーナリズムがツイート)
Slate@Slate
Introducing racism into a fantasy world raises more questions than the Netflix series is prepared to answer.
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