2020年5月17日
人口450人のアラスカの町グスタフで、唯一の小売店を営むパーカー。
普段は州のフェリーで商品を仕入れているが、激しい嵐で波止場が損傷。
コロナ禍も重なり、フェリーが運航休止に。
町民は、彼の店で生活必需品や食料を入手するしかなく、このままだと飢える可能性。
そこでパーカーがやったこと。
毎週1回、14時間かけて、ボートで50マイル離れた州都のスーパーへ行き、町の人のために必要な品を手に入れた。
漁師の助言を聞き、潮流と天候を見定めながら、店員と航海。
何度か復路で嵐に遭遇、その都度また州都まで引き返し、天候が回復するまで待機する羽目に。
それでも、3月から欠かさず続けた。
アラスカではサバイバルが日常、とパーカー。
だから人に頼らず自分でやるのが、ここでは当然。
みな独立心が強く、臨機応変、と話す。
今回はコロナ禍に見舞われたが、来年はまた何か別の障害が起きることだろう。
でもそうしたらまた力を合わせて、自分たちで何とかするだけのこと、とパーカー。
(柴田優呼@アカデミック・ジャーナリズムがツイート)
CNN@CNN
A grocer on a remote Alaskan island that's only accessible by boat or plane is going above and beyond to keep his small town fed during the coronavirus pandemic cnn.it/2X2Zxk3