2020年2月29日
新型肺炎で、金融市場に大きな落ち込み。
なぜウイルスが、そんなに大きな経済的脅威なのか。
4つの理由。
理由1。
生活と商業活動を寸断。
中国では、工場が止まりサプライチェーンがずたずたに。
消費者は、購買を控え車もスマホも売れない。
旅行客は、移動しない。
市民は、職場にもレストランにも映画館にも行かない。
理由2。
通常の不況対策の効果が薄い。
消費回復を狙い減税しても、消費者は外出を恐れ、お金を使わない。
娯楽の場自体、閉鎖中。
金利を下げても、工場に資材は届かない。
そもそも労働者が出勤できない。
理由3。
景気後退で、かねてからの懸念材料に火が付く恐れ。
例えば、中国のシャドーバンキング。
理由4。
上記全てがどう推移するか、不透明。
SARSも新型インフルエンザも、あまり大きな手がかりにならない。
公衆衛生や経済へのダメージが、どれほどのものになるか。
どれだけ続くのか。
今の状況が、次のどんなことの引き金になるのか。
いつものように、市場は、恐怖を恐怖するサイクルの中にある。
(柴田優呼@アカデミック・ジャーナリズムがツイート)
Here the reasons why the coronavirus has the stock market plunging
slate.trib.al/LukPKdd