生徒の読解力を伸ばすには。
基本的には、
読んでいる内容について、
頭の中で自分と対話が
できるようになる必要がある。
では、どうすればいいか。
まず、読む前から準備させる。
生徒自身が読みたいものを選ばせ、
なぜそれを選んだか聞く。
さらに、どんな内容だと思うか、
それについて既に
知っていることはあるか、
等も聞いてみる。
読んでいる最中に
生徒に考えさせることのリスト。
一番大切なポイントは何か。
誰が主要人物で
誰がサブか。
あるいは何が主要な議論で
何が補助的な議論か。
著者に質問するとしたら
何を聞くか。
著者はなぜ
これを書いているか。
その証拠を探せるか。
もし自分でこの話を書き直すとしたら、
どこが同じでどこが違うか。
さらに生徒に
再読させる。
最初に読む時より、
内容をより身近に
感じることができるし、
より深く
読み込むことができる。
次は要約。
重要な点、テーマ、
5W1Hをまとめさせる。
最後は評価。
著者の主張の理由づけの仕方や
情報源を聞いた後、
それらに対する
自分の意見、
この話から何を学び、
これからの生活にどう生かせるか、
考えさせる。