朝日新聞・核と平和取材班認証済みアカウント @asahi_peace
ワシントン=杉山正 2018年2月3日05時23分
トランプ米政権は2日、今後5~10年の核政策の指針となる核戦略見直し(NPR)を発表した。中国やロシア、北朝鮮への対抗姿勢を鮮明にし、新たな小型核兵器の開発や、非核攻撃への反撃にも核を使用する可能性を明記した。「核なき世界」を掲げて核の役割縮小を目指してきたオバマ前政権の方針から、大きく転換させた。
核兵器には、
放射能排出により、即時または中長期の致死及び
重篤な健康障害をもたらす
化学兵器としての側面もある。
核兵器は破壊力や殺傷力だけでなく、
化学兵器としての非人道的な側面を持つ。
それを無視して使用可能と言うのは、
トランプ政権自体が
シリアの化学兵器使用を批判したのと矛盾している。