2019年12月16日
だが実は、フィートの計測法にも、国際フィートとアメリカ式フィートの2つがある。
両者の差はわずかなので、ほとんどの場合無視できる。
だが長距離の計測だと話は違ってくる。
問題は、両者がアメリカ国内で併存していることだ。
つまり40州はアメリカ式フィートを採用。
残りは国際フィートを採用。
その結果何が起きるかというと、州をまたがる橋を建設する時、その差が致命的な設計ミスを招く。
なぜ両者がいまだに混在しているかというと、60年前の取り決めに遡る。
1959年、米政府は今後は国際フィートを使うよう定めた。
だが当面はアメリカ式フィートを使うことを許可。
そのままずるずると今に至ってしまったという次第。
だが2022年には、暫定措置はやっと終わりを告げる見込み。
ハレルヤ。
(柴田優呼@アカデミック・ジャーナリズムがツイート)
The United States is abandoning the definition of the foot used to measure big things and replacing it with the so-called international foot.
abcn.ws/2rOO2RQ