中国は2018年、
世界のどの国より、
また歴史上のどの時点より、
多くの数の高層ビル
を建設した。
具体的には、
200メートル以上の
新しいビル88棟が建った。
2位の米国の13棟の
7倍近くに上る数。
今年完成した
世界全体の高層ビル143棟の
6割を占める。
なお143棟は
史上二番目の多さで、
最多は
昨年の147棟。
都市別にみると、
深圳の14棟が最多で、
ドバイ、北京、NY、
瀋陽が続く。
2018年に建てられた
一番高いビルも中国。
北京の中国尊ビルで
528メートル、
世界8番目の高さ。
ホーチミンや長沙でも
400メートル超えのビルが完成。
フィラデルフィア、サンフランシスコ等。
来年も世界で
120から150棟の高層ビルが完成予定。
だが中国の高層ビル建設の勢いは、
まもなく頭打ちになるとの予測。
中国政府による
金融引き締めだけでなく、
米国の高関税が世界の建設業、
特に鉄鋼価格に影響を与えている。
中国の海外投資も今年既に
豪州や米国で減少、
今後もその傾向が続く見込み。