今週、第一次大戦終了から
百年を数える。
4千万人が死んだ
悲惨な戦争。
うち百万人が英国兵。
1916年以降、
18歳以上の英国人男性は
徴兵されたため、
女性が勤労動員され
車掌、警察官、公務員、
トラムの運転手、消防士に。
コックや事務員、
技師として
戦場勤務も。
最も顕著な動員は
弾薬工場で
1918年には
百万人が従事。
危険な仕事だった。
暴発で数百人の女性が
命を落とした。
有害物質を扱って
黄疸になる女性も多数いたが、
「カナリア」と嘲笑された。
大戦後、男性は
顕彰されたが、
動員された女性たちは
忘れられ、
男性帰還後は
職場から追放された。
だが政府は
感謝の意から
財産を所有する
30歳以上の女性たちに
1918年、
参政権を与えたという。