ボディランゲージの専門家
Paul Boross が見る、
トランプと金正恩の
最初のあいさつ (対決) シーン。
握手の後、トランプは
金の腕を軽く叩くパッティング。
政治家がよくやる、
親しさを醸し出そうとする
偽のジェスチャー。
場を支配しているのは自分、
と示そうとした。
だが現実は、
場を支配できていない
必死さの表れにほかならない。
金は、腕を叩くトランプに無反応、
微動だにせず。
それとは見せずに、
この場を支配したのは
金の方。
座席についたトランプは
イライラと指を動かす。
金は前に乗り出した姿勢を取り、
力強さを演出。
だが歩く際には、
シークレットブーツをはいて底上げ、
トランプとの身長差を
カバーする印象操作。
バルコニーから報道陣に向かって
手を振る際、
2人は自然に歩調を合わせ、
個人的な関係の芽生えを見せた。