中国の大学が、教員や学生の電子デバイス点検を計画し、抗議の波

2018年11月20日

テロリストの違法ビデオが

ネットに出回っていて問題だ、

と中国広西省の

桂林電子科技大学が、

全教員と全学生が私有する

携帯、PC、

ハードディスクやUSBを

一律に検査することを

計画。

この話が漏れ、

先週大きな反発が起きた。

微信では、その話が

8千万回も閲覧。

国営新聞まで

大学の計画を批判する事態に。

今回の件は、

一般国民がどう反応するか、

中国当局が

観測気球を飛ばしたとの説も。

監視体制が強化された

新疆では、

電子機器の検査は

日常茶飯事。

突然チェックポイントで止められ、

スマホを点検。

もし国外との連絡によく使われる

WhatsApp等のアプリが入っていたら、

拘束され

収容所送りになることもあるとAP。

中国では、社会の安定のためなら

ネット検閲は可、とする人々が大半。

だがネットでの検閲は

許せても、

実際に自分の持ち物が

検査されるのには、

抵抗がある人が多いことが、

今回の件で判明。

とは言え、新疆で発達した

監視体制や監視技術が、

国内の他地域に少しずつ

浸透しつつあるのではないか、との懸念も存在。

(柴田優呼@アカデミック・ジャーナリズムが投稿)

 The Associated Press @AP

A Chinese university's plan to conduct a blanket search of student and staff electronic devices has come under fire.

http://apne.ws/2HZbO7f