南北アメリカ大陸に到達した
欧州の植民者が、
大量殺戮し、
病気を
蔓延させたことより、
大きな気候変動をもたらしていた、
との新研究が
ロンドンで発表。
百年にわたり
現地の住民5千6百万人が
殺された結果、
大規模な農地の放棄と
それに伴う森林化が進行し
地球のCO2が急激に減少。
このジェノサイドにより、
現在小規模な氷河期として知られる
1610年の寒冷期がもたらされた。
人為的に起こされた
最初の地球の気候変動と言える。
それまではCO2の量と
気候はずっと一定だったという。
考古学と歴史学の
成果を総合、
大気中のCO2を
太古から閉じ込めている
南極の氷を分析し、
割り出した。