海外ニュースで知る世界の流れ

興味のある英文記事を日本語で要約し、「柴田優呼@アカデミックジャーナリズム」でツイート。そのツイートの再録ブログです。英語のニュースを知り、世界の流れをつかむご参考にしていただければ。

ミレニアル感覚の新ファッションとは

Lisa Says Gah (リサはひゃーと言う / LSG)というブランドがミレニアムの女性に人気。
サンフランシスコに住むリサ・ビューラーが2015年、28歳で始めた。
女性起業家によるサステナブルなスモール・ビジネスのつもりだったが、コロナ下で急成長。
前衛的ベーシックというミレニアルの美意識を体現。
 
LSGには、おばあさんが編んだニットのような服がある。
クールであるより、ちょっと風変わりなのがいい。
セクシーよりキュートがいい。
高級ブランドとファストファッションの中間の100-200ドルの価格帯。
それが25歳から34歳の女性ファンを集める。
シックで控え目なのが美徳、という価値観の終焉を告げる。
 
LSGが求めるリアルさ。
リサは元々、自社ブランドを着ている女性の街角写真を撮り、HPに掲載。
個人ブログのようなつもりだった。
インスタとSNSの喧噪の中で、ネットはむしろ息抜きの場。
デジタルだけどローカル色を保持。
ネットと共に育ち、でも服飾カタログも見て育った世代にアピールするもの。
今年は自社アプリや、ヘアアクセサリーやジュエリーも展開予定。
でも大事なのは今後も、自分の中の「ひゃあ」という感覚を追い求めていくこと。
大きなステップは踏まなくていい。
このブランドが気に入ってもらえればいいけど、そうでなくてもかまわない。
わざわざ好きになってもらう必要はない。
New York Magazine@NYMag
Over the past 18 months, as many fashion retailers have struggled, Lisa Says Gah’s offerings have hit a nerve. @EmiliaPetrarca reports on how the store became a pandemic success story
nym.ag/2TMttn6

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