2021年6月28日
コロナ禍で過去1年、売上が激減したバンコク名物、三輪タクシーことトゥクトゥク。
その救世主になったのがK-popファン。
車体にK-popスターの広告掲載をするようプッシュ。
乗車し写真撮影、チップまで払うことも。
この恩恵を受けたドライバーは数百人に上る。
ちなみにバンコクの登録車は約9千台。
支援の背景に、タイのK-popファンのアクティビズムがある。
大半が、政府批判で街頭に繰り出した若者たち。
中心人物は21歳の大学2年生。
収入を躊躇せず、社会変化と経済弱者支援のため使う。
政府の補助金受領にはモバイル決済が必要で、トゥクトゥクのドライバーには難しい。
代わりに生活を支える。
(柴田優呼@アカデミック・ジャーナリズムがツイート)
Reuters@Reuters
K-pop activism a lifeline for Thailand's hard-hit 'tuk tuk' drivers
reut.rs/3jiss0e
J-popがなぜK-popのような影響力を持てないか、一目瞭然。
社会変化を求めるアクティビズムとは無縁の、J-popスターとそのファン。
(日本で通用する) 好感度と器用さばかりアピール。
政治的な主張など、もってのほか。
アジアを含めた世界の若者が求めるものとの乖離はあまりに大きい。
今後も凋落は必至。