2021年6月23日
映画『氷の微笑』で一世を風靡した米女優シャロン・ストーンの回顧録。
当時の撮影秘話、me too以前のハリウッド業界、2001年に脳卒中で死にかけた話、少女時代に目撃した家族内の性的虐待など生々しい話が出て来る。
63歳になった彼女が、一個の人間として世間に自分を理解してほしいと書いた著書。
コロナで隔離中、ストーンは水彩画を描き続けた。
誰もが、何か信じるものが必要だ、と語る。
それは自然でもいいし神でもいい。
自分のための愛の言葉を見つける必要がある。
絵はそれを語るための言語を彼女に提供してくれた。
ひどい嵐の中にいても、愛を見つけようとする行為のようなものだったという。
自分は内向的で孤独が好きなタイプだ、とストーン。
脳卒中を起こした際、生存確率は1%と言われた。
大量の出血をした。
生きながらえた後、以前と肉体的に変わった自分がいた。
食べ物の嗜好が変わり、何かに守られている感じを持つようになった。
何か理由があって生き残ったのだと思った。
当時まだ40代。
今はもうマネージャーもエージェントも使わず、自分で決定。
元々女優より監督になりたかったが、女性には難しかった。
10代の時に雷に打たれたり、前夫がロサンゼルスの動物園でコモドオオトカゲに襲撃されたような特異な経験がある。
しかしある日車を運転中、通りにいるコモドオオトカゲを自身が目撃。
(柴田優呼@アカデミック・ジャーナリズムがツイート)
Michael Schulman@MJSchulman
Also, interviewing Sharon Stone is a wild ride.