2020年5月7日
経済はガタガタなのに、ここ数週間なぜか、米国の株式市場は平穏。
コロナ危機の初期、ウォール街はいったんクラッシュ。
そして現在、感染が下火になる目途は立たず、3千万人が失業中。
いい材料はどこにもないのに、比較的ましな状況。
株式市場と経済指標の乖離は、かつてないほど広がっている。
連邦準備銀行と議会が、GNPの3分の1に達するほどの金を経済に注ぎ込んでいることが原因。
それで投資家を安心させている。
そもそも投資先は限られており、民間投資家は自己隔離中も、活動を継続。
単に踊らされているだけの可能性もあるが、マーケットはコロナに携わる科学者より、未来に楽観的。
つまり投資家は3‐6か月後には、状況は改善すると見ている。
GAFAなどテック企業は依然好調。
もちろん小規模事業者は大打撃を受けているが、株式市場はまだそれを反映していない。
投資家が関心があるのは経済指標ではなく、政策の介入。
ただ株価が回復したからといって、経済が持ち直す訳ではない。
(柴田優呼@アカデミック・ジャーナリズムがツイート)
Emily Stewart@EmilyStewartM
How is the stock market fine when everything else is, you know, definitely not? A possible explanation, with the caveat, as one source put it: “If I’m being dead-ass honest, though, nobody knows what’s really going on.”
vox.com/covid-19-coron