2020年1月30日
上海の華東師範大学に1学期留学するため、3週間前現地入りした米国アリゾナ州立大の学生ジェンナ。
武漢での新型ウイルス拡大で、あれよあれよという間に、上海でも状況が激変。
人込みを避けるよう言われていたのが、すぐに外出禁止、地下鉄も乗車禁止に。
ちょっと怖かった程度から、かなり怖くなった。
大学は休講になり、友達と学内の宿泊施設に閉じこもる状況に。
UNOをして時間をつぶしたが、食料も尽きてきた。
立入禁止の中、食べ物を届けてくれた先生もいたが、何人かがマスクをしてスーパーに食料調達に出かけた。
通りには人影がなく、ゴーストタウンのようだった。
人口2400万人の、あの上海が。
何時間もかけて探し、やっと米国便を予約。
航空券は普段よりはるかに高額だった。
タクシーの中や空港で感染するかもしれないと思うと、不安でたまらない。
だがいつか必ずまた、中国に戻るつもり。
中国でまだ何もしていないし、どこにも行っていない。
中国に行くのは、ずっとジェンナの夢だったのだから。
"We went from just being, you know, encouraged not to go outside and not to go to, like, crowded places to 'do not go outside, do not ride the metro.' It went from being just a little scary to pretty scary.”
cnn.it/38S3nRA