2019年12月30日
SNS上で2019年に起きた大きな変化。
素の自分をさらけ出すのがクールになった。これまでとは真逆の方向。
かつては完璧なメイクに完璧なポーズで、物語から抜け出してきたような姿を見せるものだった。
だからメイクの仕方をYouTubeで習い、ブログで自分の生活を注意深く演出するのが普通だった。
今はスターが泣き顔をさらしたりする。
この変化は、ミレニアルとそれより若いZ世代の違いを示す。
ミレニアルは様々なSNSを駆使して、空想上の自分を作った。
だがZ世代は、できるだけ加工しないことを好む。
とは言え、本当に自然なわけではない。
実は、話す言葉も表情も準備されたもの。
例えパジャマ姿で話していても、だ。
注意深くプランニングし、何度も練習した結果、リアルに見せている。
そうやってダイナミックさを作り出し、デジタル世界で自分の分身を増殖させる計算をしている事に、変わりはない。
(柴田優呼@アカデミック・ジャーナリズムがツイート)
2019 was the year of posts about our true selves—or so we thought. technologyreview.com/s/614975/in-20