ロボット導入による
業務の自動化で、
現在の仕事の半分が
今後20年で消える、と
OECDが警告。
驚愕するスピードで起きる
このメガトレンドにより、
新しい市場が生まれ、
生産性が向上する側面はある。
だが現状では、
失業者を守る
セーフティーネットも、
再教育するトレーニングシステムも
十分ではない。
特に打撃を受けるのが、
非正規雇用で、
スキルがあまり高くなく、
ギグエコノミーで働く
若年労働者。
そして女性労働者。
OECDは各国政府に、
グレーゾーンにいる人々の
保護策を打ち出すよう提案。
フリーで働くことは結局、
労働者としての権利を
喪失する事に。
それが社会の統合に
くさびを打ち込む恐れ。