米国第一主義のトランプは、
寛容ではなく
自己中心主義を是とすると見られる。
だが米国の移民政策が
親切心に基づいていたことはない。
むしろ国富と国力増強の
ための戦略だった。
それに安い労働力の流入は、
既存の労働者の賃金を押し上げ、
スペイン語しか話せない人々のために
新たな雇用が生まれた。
連邦レベルで見た場合、
移民の存在は
財政的な利点がある。
納税額の方が、
彼らが手にする恩恵より
大きいからだ。
ただ、州や地方自治体レベルでは
逆になる。
移民の犯罪率も、
米国育ちの人達に比べて
ずっと低い。
彼らの犯罪率が上昇して
米国育ちと同レベルになるのは、
より米国化する
第二世代以後。