米企業の
一断面。
女性の従業員は既に
シニアを含め、6割を占める。
なのに職場のネット上での会話は、
今も男女差がくっきり。
ずけずけ言ったり、
相手を強く批判する返信をしたり、
文脈を顧みなかったりするのは、
全部男性。
「たぶん」とか
「自分は間違っているかもしれないけど」
と付け足すのは
女性。
ネット空間で
女性は礼儀正しさ、
男性は率直さを重視、
との研究。
男性は礼儀すら
検閲のように感じる事も。
一方、女性は
論争を忌避。
既に2、3歳の頃から
女児は人の気持ちに
配慮する事、
男児は衝突しても
自己主張する事を促される。
その結果、公的会話空間は
男性中心に作られ、
女性には
外国語のよう。
だがネット空間で
静かな事は、
女性の弱さの
表れではない。
礼儀正しい言い方は、
男性には
時間の無駄のように感じられても、
将来協力し合う時のための
戦略的な行為。
一方女性も
男性の言うことを、
常に真に受けなくていい。
挑戦的な言い方は
実は尊敬を、
侮蔑的な言い方は
親しさを表現していることも。