マルクスの蹉跌。
登場を予期しなかった。
2、マルキスト体制下の人民は、
飢餓や収容所生活、
党による専制政治を
経験することに。
だが生誕2百年を
経た今も、
その思想には
不朽の価値がある。
経済がもたらす社会変化を
理論化した。
特に
生産手段だけでなく、
資本家と労働者の
関係を考察。
マルクスはライターとしても
傑出していた。
「歴史的出来事は
最初は悲劇だが、二度目は笑劇」
といった秀逸な例えを、
一体誰が忘れられようか。
宗教的予言者
とも言える。
人間の堕落は
資本主義によりもたらされるが、
プロレタリアートとなり
それに抵抗、
共産ユートピアを
築くことにより、
罪をあがなう、
といった解釈が可能だ。