海外ニュースで知る世界の流れ

興味のある英文記事を日本語で要約し、「柴田優呼@アカデミックジャーナリズム」でツイート。そのツイートの再録ブログです。英語のニュースを知り、世界の流れをつかむご参考にしていただければ。

報道のポイントは、誰が・「誰を」・いつ・どこで・なぜ

イスラエル軍が5月14日、

ガザのパレスチナ人を銃撃、

約60人を殺害した時、

 

ニューヨークタイムズ

「何十人ものパレスチナ人が、

米大使館のエルサレム移転に

抗議し死亡」とツイート。

 

誰にどうやって殺されたか、は

言及せず。

 

SNSでは

「死んだ、って

太古から死んで来たってこと?」

と怒りの声が殺到。

 

西側メディアは

イスラエルによる殺戮事件で、

いつも見出しに

受動態を使用、

 

誰の所業か隠蔽する、

との批判も上がった。

 

だがこの文は受動態ではない。

 

問題は、受動態にできない

dieという自動詞の使用。

 

誰が・何を・いつ・どこで・なぜ、

の5Wが報道の基本だが、

 

誰が・「誰を」・いつ・どこで・なぜ、

が必要な場合も。

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