トランプとは対照的に、
難民の積極的な受け入れを表明していた
カナダだが、
難民認定率は昨年の53%から、
今年は40%に低下。
トランプ当選後の昨年、
米国との国境を徒歩で越えて
入国する人々が2万7千人に上り、
2016年の2千人から激増。
これだけの人が
米国から歩いて入国するのは、
奴隷制の時代以来。
国籍別の難民認定率は、
シリア人84%、ナイジェリア人34%、
ハイチ人9%。
戦争を逃れて来ていることが、
シリア人の高い認定率の背景にある。
だが市民運動家の中には
黒人差別を指摘する声も。
カナダでは25年後には
白人が少数派になるとされ、
一部のヨーロッパ系の人々が反発、
トルドー首相を批判。