2018年4月9日
ポピュリストの与党を率いる
ハンガリーのオルバーン首相が
日曜の総選挙で3選を果たし、
共産党支配終了後、最長の政権となった。
イスラム系移民とEUの圧力から
国を守るため与党に投票した、と支持者。
野党はブタペスト等大都市で有利に見えたが、
他地域で与党が勝利、
議席の3分の2を占める見込み。
過去10年で最高の投票率で、
2位は大差で極右の党。
右派の元支持者の間では、
オルバーン首相は権力を握り続けるため、
周囲を支持者で固めて
批判を聞かないシステムを構築、との辛口も。
政権は治安上のリスクがあるとして、
NGOを禁止する計画を年初から進めており、
それが選挙後の最初の課題となる。