パブでクイズを解くのは、
とても英国的。
酒を飲むことと正答すること、
愛する2つのことが同時にできる。
萌芽は1959年。
ダーツやビリヤード、
深酒以上に盛んになったのは80年代から。
そしてあの伝説のクイズ番組
「誰が億万長者になりたいか」が1998年に登場。
イギリス人のハートをわしづかみに。
なぜ、イギリス人はそんなにクイズが好きなのか。
ノスタルジックなものが好き。
スマホの時代もフェアプレイを崇拝。
精神的に不安定な人が、
ちょっと自分の殻から出て来て、
小さな勝利を体験できる。
インド人もクイズ好きだが、
2003年開始の世界クイズ選手権で、
イギリス人以外の優勝者は一人だけ。
クイズをすることでイギリス人は幸せになれる。
チームが勝とうが負けようが、
正答しようと格闘、
間違えて大笑いすることで、
鎮痛作用のあるエンドルフィンを脳内に放出。
グループのきずなも深まる。
クイズ問題は「民衆の知恵」を示しており、
それを共有することが
人々をさらに結びつけると研究者。