経済成長と共に、
世界のエネルギー需要は
2017年2.1%増え、前年の倍に。
過去5年の平均が0.9%増だったのに比べ、
大幅増。
需要の7割が石油、天然ガス、石炭で、
残りが再生可能エネルギー。
一方で、エネルギー効率は低下。
そのため二酸化炭素の排出量は、2017年
1.4%増の32.5ギガトンで、記録的な量に。
二酸化炭素排出の増加分の
3分の2はアジア諸国によるもの。
中でも中国は1.7%増の9.1ギガトン。
天然ガスの消費は3%の伸びで、
ここでも3分の1が中国による。
二酸化炭素の排出減少国は、
日米英とメキシコ。
特に米国は0.5%増の4.8ギガトンと低め。
なお再生可能エネルギー生産は
6.3%増で、最も高い伸び。