教師の賃金が全米最低の
29年ぶりにストライキに立ち上がった
52歳の教師キャサリンの話。
教師が金持ちになれるとは思っていない。
でも平均収入は4万5千ドル、
副業なしで誰も生活できない。
修士を取り約30年働いて
自分も5万ドルの収入、
保険料値上がりで
2012年より低額に。
二人の息子と自分を支えるので
毎月かつがつの生活。
親の援助がないと住む家もない。
なのに来年の賃上げは
わずか808ドル、
その後2年も404ドルで、
焼け石に水。
ストライキで今後収入がなくなるかもしれないから、
携帯やネット、テレビなど
ぜいたく品は我慢してと息子に言った。
家では今、粗食のみ。
毎朝7時前に出勤、
放課後も授業準備や生徒対応。
昼休みも生徒のために使う。
机に座っていることはほとんどない。
裕福でない生徒もおり、
教育だけが
貧困から抜け出るチャンスだからだ。
教育がいかに人を変えるか、
その素晴らしい瞬間に
何度も遭遇してきた。
だから教師をやめることなどありえない。