2018年2月11日
どうして読んだ本の内容を
すぐ忘れてしまうのか。
文化の消費はバスタブのようなもの。
お湯を入れて中でつかった後は、
流してまた空っぽになる。
記憶には特徴があり、
一日後に復習しないとほぼ忘れる。
その情報がどこにあり
どうアクセスするかわかっていると
覚えておく必要がなく、
記憶しなくなる。
記憶を外部に保管する、
例えば覚えていることを書いてしまうと、
さらにその内容の忘却に拍車がかかる。
だからソクラテスは書くことが嫌いだった。
また一度に大量に読んだり
大量に映画を見たりすると、
内容を忘れやすい。
消費になってしまうからだ。
時々読んだり見たりする方が
記憶を保持しやすい。