2018-03-30 マイクロ・ターゲティングでデマや中傷が出回る メディア、ネット、SNS にほんブログ村 2017年12月20日 40歳以上への年齢差別が禁止されているアメリカで、 大手電話通信会社ベライゾンが 数週間前、フェイスブックを通じて、 25歳から36歳で首都近辺に住むなどの 特定層だけに募集広告を出した。 利用者の投稿により豊富なデータを収集し、 ターゲットを絞り込むのがFBの得意技だが、 違法だと批判されている。 マイクロ・ターゲティングという手法。 企業は好ましい応募者や消費者にアプローチ、 コストを下げ効率を高めることができる。 だがその政治的利用は大きな問題。 昨年の大統領選ではロシアが介在し、 1億2600万人が選挙中 FBでロシア関係の広告を見ることに。 ユダヤ人差別を煽る内容も 広告を使って伝搬。 不特定多数が対象の新聞やテレビから SNSに広告主の関心は移行。 だがマイクロ・ターゲティングの問題は、 「そうした広告が、別の人たちの間では 出回っていることを自分は知らない」 こと自体を知ることができないことだ。 知らない間にデマや中傷が 出回っていないとは限らない。 誰も全体を見渡せない。 (柴田田優呼@アカデミック・ジャーナリズムが投稿) Noam Scheiber @noamscheiber How Facebook allowed employers like Amazon and Verizon to exclude millions of older Americans from seeing their job ads. A ProPublica/New York Times investigation https://www.nytimes.com/2017/12/20/business/facebook-job-ads.html …